社交ダンスのトレーニング ダンスに役立つ腹筋を鍛えよう!① 腹筋を知ろう
こんにちはJuni(ゆに)です。
みなさんはダンスのために筋トレをしていますか?
筋トレは自宅でも気軽にできるトレーニングですし、ジムに通ったり、パーソナルトレーナーさんについてもらって本格的なトレーニングを行ったりと、色々なやり方がありますよね。
しかし!!
筋トレの代表格と言える腹筋のトレーニング!!
あなたはちゃんとダンス用の腹筋トレーニングができていますか!?
固めるだけの腹筋だとダンスでは役に立ちません。
今回からダンスに役立つ腹筋トレーニングについてシリーズでブログを書いてみようと思います。
なぜ従来の腹筋はダンスに役に立たないのか
腹筋と聞くとほとんどの人は上記の絵のような腹筋を思い浮かべられると思います。
実は、この腹筋は社交ダンスにはあまり役に立たないどころか、使いすぎたり、固めて使うとダンスの邪魔をしてしまう場合もあるのです!
上記の腹筋運動で鍛えられるのは主に「腹直筋」と言う筋肉です。
いわゆる「割れた腹筋」や「シックスパック」と言われる「ザ・腹筋」ですね。
腹直筋を鍛えることによって、スタイルや見た目を良くしたりする効果はありますが、ダンスにおいて腹直筋の強さはあまり必要ではありません。あるに越したことはないと思いますが。
腹直筋と言うのは「腹筋群」と言われる4つの筋肉の内の1つで、腹筋はあと3つあるのです!
しかも、その3つが実は大事だという。。。
腹筋群については次章で詳しく説明したいと思います!
腹筋群って? 4つの腹筋を知ろう
本来は腹筋とは腹筋群のことを指して言うらしいのですが、どうしてか腹筋=腹直筋と言うイメージがありますよね。
腹筋群の4つの筋肉を知って、ダンスに使える腹筋とは何かを考えたいと思います。
ここでは簡単に4つの腹筋を紹介します。
Wikipediaのリンクも張っておくので、興味がある人は見てみてください。
①腹直筋
腹筋群の中で一番有名な筋肉ですね。名前は知らなくても腹筋と言えばコレ!みたいなイメージがあります。
体の外側にある筋肉なので鍛えると肥大して筋肉の形が分かりやすいです。
体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与している。 Wikipediaより引用
②外腹斜筋
腹直筋と同様に体の外側にある筋肉なので鍛えると引き締まって女性には嬉しいくびれたウエストを作ってくれます。
肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。 Wikipediaより引用
③内腹斜筋
外腹斜筋よりも体の内側にある筋肉で、働きも似ています。
外腹斜筋と同様に、肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。 Wikipediaより引用
④腹横筋
最も深層(体の内側)にある腹筋。
下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。 Wikipediaより引用
え?
最後の方、紹介が適当じゃないかって?
いえいえ。
ここでは「腹直筋以外にも腹筋はあるんだ」という事を知って頂ければ十分です。
興味がある方はぜひググってみてください。
腹筋は胴回りを守るコルセット
前章で腹筋は4つあるのだと分かっていただけたでしょうか?
この4つの腹筋は肋骨と骨盤の間、胴回りを守るコルセットの役割をしています。
4つの腹筋はそれぞれ縦横斜めに筋繊維が走っており、4つがバランスよく働くことで体を曲げたり捻ったり、まっすぐに保ったりできるわけです。
しかし、4つの腹筋は深層に行けば行くほど感じにくいです。
それに加え、間違った体の使い方をして、腹直筋だけに力が入りすぎてしまい、せっかくのコルセットの役割を果たせなくなってしまいます。
例えばダンスで、
「おなかが出ているから引っ込めなさい!」
と言うような事を言われたことはありませんか?
または、体がクニャクニャして安定しなかったり、逆に力が入りすぎて動きが硬くなったり。
もしかしたら、それはコルセットを作る腹筋のバランスが良くないせいかもしれませんよ?
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は
- 腹筋は4つある。
- 腹筋は胴回りを守るコルセット。
- 4つの腹筋のバランスが崩れると、コルセットも崩れる。
以上のポイントを覚えておいてください。
しばらく、腹筋シリーズでブログを書いていきますので、ぜひお付き合いください!