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~社交ダンス・競技ダンスの情報ブログ~

社交ダンスのトレーニング ダンスに役立つ腹筋を鍛えよう!② 硬くなっている腹直筋を鎮めて、使える腹直筋にする方法

 こんにちは、Juni(ゆに)です。

 

腹筋シリーズ第二回目!

今回は腹直筋を鎮めるトレーニングのご紹介です。

 

前回、『腹筋を知ろう』と言うことで、4つの腹筋を紹介しました。

その中でも少し厄介なのが「腹直筋」。

4つの腹筋を正しく使えてこそ、ダンスに活きてくるのですが、この腹直筋が出しゃばってしまうせいで他の3つの腹筋が正しく機能せず、ダンスの邪魔をしてしまいます。

 

しかし、正しく使おうとしても一旦クセがついてしまうとついつい出しゃばってくるのが腹直筋。

今回はそんな腹直筋を鎮めて正しく使える腹直筋に再教育し、他の腹筋群を使うための下準備のトレーニングです!

 

息を吐く!

レーニングなんて銘打ってますが、実のところ大層なことではありません!

腹直筋を鎮める一番簡単で一番手っ取り早い方法が「息を吐く」なんです!

そして、この後にご紹介する腹筋群を鍛えるトレーニングの肝も息を吐くことが大事になってきます!!

 

ただし!!

息を吐くといっても、無闇矢鱈に息を吐いても効果的ではありません。

意識してほしいポイントがあります。

 

そのポイントとは、

へその下から息を吐く!です。

 

最初は実際に触りながら、仰向けに寝た状態でやってみるとわかりやすいです。

息を吸って吐くときに、おへそと恥骨の間にある下腹部をしっかり凹まして息を吐いてください。

慣れてきたら、座った状態や立った状態でも試してみてください。

 

なぜ息を吐くことが大事なのか?

息を吐くことで腹直筋の緊張状態を緩和して、腹直筋を含めた腹筋群が正しく機能しやすい状態になります。

正しくへその下から息を吐けている状態というのは腹直筋以外の腹筋群を使わないとできないのです。

 

実際にウエストを簡単に細くしようとしたら、思いっきり息を吐くと細くなりますよね?

腹直筋にすごく力を入れている場合、同じように息を吐いても硬くなった腹直筋が邪魔をしてあまり細くならないはずです。

このウエストが細くなっている時と言うのは、腹直筋はストレッチされている状態になるのです。

 

もうお分かりだと思いますが、腹直筋以外の腹筋群を正しく使おうと思った時、腹筋の使い方は色々ありますが、それぞれに応じて柔軟に腹直筋も使われなければなりません。

しかし、ただ力を入れる、固めるといった方向にだけ腹直筋を使っていては柔軟な使い方はできません。

時には固めることも必要ですが、ストレッチされた状態やその他の動きにも対応できるようにする為に、「息を吐く」ことで無駄な力みを取っていきましょう

 

おわりに

今回は短い記事になりましたが、この「息を吐く」というトレーニングを突き詰めていけば、それだけでも十分な腹筋トレーニングになります。

 

ダンスを踊っている間も、へその下の下腹部が息を吐いている時と同じ状態(凹んでいる状態)をキープできるようになると、ダンスの向上に繋がるかもしれません。

 

今後、ご紹介するトレーニングも全てこの「息を吐く」が大事なポイントになってきますので、ぜひ試してみてくださいね!