Juni Dance Info

~社交ダンス・競技ダンスの情報ブログ~

社交ダンスのお辞儀 気を付けるべき3つのポイント よりカッコよくよりエレガントに

こんにちは、Juni(ゆに)です。

 

みなさん、社交ダンスを踊る際にするお辞儀について考えたことはありますか?

パーティーのダンスタイムで踊る場合、デモンストレーションでのお辞儀、競技会で踊る場合。。。

お辞儀をするシーンと言うのは意外と多いのですが、踊っている最中のことだけしか考えていないですか?

意外と踊る前や後の動作って意外とみられています。

意識的にみている人は沢山いないかもしれませんが、何気ない印象であなたの好感度がグッとアップするかもしれませんよ!?

 

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 お辞儀をする上で気を付けたい3つのポイント

さて、お辞儀をする場合どんなことを気を付ければいいと思いますか?

パーティーの時はこういう風に、競技会ではこういう風に。と言った型(パターン)はありますが、型をただ暗記するだけでは周りから見た時に少しとってつけた感が出てしまいます。

お辞儀にもTPOがあり、それを自分で臨機応変に使いこなしてこそ美しい所作を伴ったお辞儀になると思いますよ。

 

では、どんなことを気を付ければいいのでしょうか?

まずは入門的に以下の3つのことを考えてみましょう!

  1. お辞儀をするシーン(時)はいつ?
  2. 誰に対してお辞儀をするのか?
  3. お辞儀の完成形をイメージできているか?

上記の3つの観点から、①ダンスタイム、②デモンストレーション、③競技会の3つのパターンを考えてみましょう。

 

お辞儀をするシーンは?

まずは①ダンスタイムで踊る場合。

ダンスタイムでお辞儀をするシーンはどういう時でしょうか?

  • 踊る相手を誘う時
  • 踊りはじめる前
  • 踊り終わった後

踊る相手を誘う時は本式のお辞儀ではありませんが、せっかく『社交』ダンスなのでスマートにきめたいですよね。

もちろん踊りはじめる前と踊り終わった後にはお辞儀は欠かせません。

より丁寧さを追求するなら、踊り終わった後、相手をお席に案内して別れ際の挨拶も頭に入れておいてもいいかもしれません。

 

②デモンストレーションの場合は、デモの内容によってお辞儀の有無やタイミングが変わってきます。

曲が始まってからフロアに入って振付をする場合、最初にお辞儀をする必要はありません。

曲の終わりと共に退場するような内容の場合、終わりのお辞儀はしないのか、それともフロアに戻ってお辞儀をするのか?しっかりお相手の先生やパートナーさんと相談しておきましょう。

その場で「あ!」と思いついてお辞儀をしようとしても、相手が準備できていなかったりする場合もあります。

 

③の競技会の場合。

意外と臨機応変を求めらるのが競技会ですが、このシーンだけしっかりお辞儀しておけば大丈夫!!というシーンがあります。

それは踊り終わった後

唯一競技会は踊り終わった時だけのお辞儀だけで十分です。

入退場の際や踊り始める前にお辞儀をする人もいますが、時として入場している最中に曲がかかり始めちゃった!って時にお辞儀をしていると「早く踊り始めないと!」と焦って調子を狂わせてしまったりする場合も。

踊りの一部として、踊り始めのお辞儀をする場合は練習の時からしっかりルーティーンとして組み込んで練習しましょう。

退場口が一つしかない場合、退場口周辺は込み合うのでフロアから出る際のお辞儀はJuni個人的には不要だと思っています。(お辞儀より次に踊る人のために早くフロアを空けるためです。)

 

誰にお辞儀をするのか?

これ、意外と見落としがちですがメチャクチャ大事です!!

お辞儀(おじぎ、英語: bow)とは、挨拶や感謝、敬意などを表すために、相手に向かって腰を折り曲げる動作である。

上記はWikipediaから引用です。

感謝や敬意を表す相手は誰なのか?これをしっかり意識することであなたのお辞儀はレベルアップするはずです。

 

①ダンスタイムではもちろん「踊る相手」ですよね。

なので、これから踊って頂く相手、踊って頂いた相手に感謝の気持ちをお辞儀で伝えましょう。お辞儀の際、「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と一言添えましょう。

たまに、曲の終わりでピクチャーポーズが決まり、近くにいた人が拍手を送ってくれた。なんてシーンはないでしょうか?そんな時は拍手を送ってくれた方への感謝を込めて、その方へ向けてお辞儀してもいいかもしれません。

この場合、男性はしっかりお辞儀のアピール方向をリードしてあげることも大事です。そのあと、お相手の方へのお辞儀もお忘れなく!

 

②デモンストレーションはあなたのダンスを見てくれた観客の方への感謝のお辞儀です。

デモンストレーションの内容にもよりますが、どの方向へ向けてお辞儀をするのか?どのあたりに観客の方がいるのか?と言うような事にも気を配れるようになるとGOOD!

しっかり踊る相手の方とイメージをすり合わせて、打ち合わせをしておきましょう。

 

③競技会では誰でしょう?

ジャッジ?いいえ、応援してくれた観客の方々ですよね!!

踊り終わったら応援してくれた皆さんに感謝の気持ちをお辞儀で表しましょう!

競技会で気を付けたい点は、男性と女性でお辞儀をする方向が食い違っちゃうことがあるので、どちらに合わせるかをしっかり打合せしておきましょう。

 

あなたの思い描く最高のお辞儀は?

さあ、どのシーンで、誰にお辞儀をするのかイメージはできてきましたか?

その場にふさわしい、あなたが思い描く美しいお辞儀を実際にやってみましょう。

お辞儀のイメージトレーニングや練習もしっかりやっておいた方がいいですよ。

 

例えば、①ダンスタイムであれば、踊る相手へ感謝や敬意が表せればOK。

なので、シンプルに腰を45度くらい折るお辞儀で十分です。お辞儀をする際も背筋が伸びているかしっかりチェックしてみてくださいね。

慣れてきたら、女性は膝を折るお辞儀をすると、よりエレガントに見えますよ!

恥ずかしいと思う方もいらっしゃると思いますが、アイコンタクトも忘れずに。お辞儀はしてくれたけど、目も合わさずそそくさと去られては相手への印象も変わってきます。

 

②デモンストレーションの主役はあなたです!

お辞儀だから、と手を抜かず、お辞儀や入退場時もデモンストレーション(振付)の一部だと思って臨みましょう。

やり方が分からない場合は先生に聞いてみるのも手です。

またフィギュアスケーターバレリーナのお辞儀をマネしてみるのも勉強になりますよ。

きっと終始エレガントで美しい印象を観客の方にも持ってもらえると思います。

 

③の競技会はお辞儀も自己アピールの一つです。

凝ったお辞儀をする必要ないと思いますが、自分達を大きく美しく見えるようなポーズを研究してみましょう。

まずは簡単なところから両手を広げるポーズでも大丈夫!指先まで神経が行き届いていますか?疲れていても目線は下がっていませんか?

慣れてきたら徐々に回ったり、手に振りを付けてみたりアレンジしてみましょう。

実際にプロの先生がしているお辞儀をマネをしても良いと思います。

前章でお辞儀は踊り終わりだけでも大丈夫と書きましたが、競技はフロアに入るところから出るところまで全て誰かに見られています。

一挙一動がカッコよく、エレガントになるように意識を持って臨めるといいですね!

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで、ご自身のお辞儀の具体的なイメージができてきたでしょうか?

ダンス自体の技術の向上はもとより、ぜひご自身の見え方についても興味を持っていただけたらと思います。

印象は良いに越したことはないと思います。