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~社交ダンス・競技ダンスの情報ブログ~

練習にはケンカはつきもの!? ケンカを回避する伝え方テクニック

こんにちは、Juni(ゆに)です。

今日は社交ダンスで役に立つかもしれない!?コミュニケーションのテクニックをご紹介したいと思います。

競技ダンスをしている人の99%は経験のあるもの。それはケンカではないでしょうか?
大会に出たりする訳じゃないけど、特定のパートナーさんと練習しているって人も経験あるのではないでしょうか。

真剣に練習していれば熱くなってケンカをしてしまうこともあるでしょうし、どうしてもクリアできない課題を前に気まずい雰囲気になったり、時には自分ができない事を八つ当たりしてしまったり・・・
ケンカの理由は様々だと思いますし、ケンカをしたくて練習している人はいないと思います。
でもいつもケンカになっちゃう。。。そんな方、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

ケンカの原因は?

先言ったようにケンカの原因や理由は様々です。
絶対にここは譲れないと言うところがあったり、意見の相違があったり、できない事を相手のせいにする、相手の言い方が気に入らない、体調が悪かったり、たまたま機嫌が悪かったり・・・
ケンカの原因って本当にあげればキリがない!

でも言いたいことを言わなかったり、我慢しちゃうと余計にストレスが溜まっていきますよね。

そんな時は言いたいことも言いつつ相手に伝わる言い方を心がけましょう!

アサーションという伝え方のテクニック

アサーション」と言う言葉を聞いたことがありますか?
社会人の方はもしかしたら聞いたことがあるかもしれませんし、言葉は知らなくても内容は聞いたことがあると言う人もいるかもしれません。

アサーティブネスもしくはアサーション(英Assertiveness、訳:自己表現・意見表明)は、自他を尊重した自己表現もしくは自己主張のことである。
Wikipediaより引用】

とりあえず、簡単にWikipediaからの引用です。
「自他を尊重した」と言うところがポイントですのでちょっと覚えておいてください。

アサーティブネスとは、自他を尊重した適切な自己主張であるという意味で、他のコミュニケーション方略とは異なっている。コミュニケーションの方略は主に以下の3つに分けられる。

  • 受身的なコミュニケーション:言いたいことが言えずに、自分の意思や権利を自分自身で守れないようなコミュニケーション。
  • 攻撃的なコミュニケーション:相手の権利を尊重せず、自分の権利ばかりを主張するコミュニケーション。
  • アサーティブなコミュニケーション:相手の自己主張する権利を認めたうえで、自分自身の意思や権利を主張するコミュニケーション。

Wikipediaより引用】

上記の様な3つのコミュニケーション方法に皆さんは心当たりないですか?
特に受身的、攻撃的なコミュニケーションは覚えがないでしょうか?

受身的なコミュニケーションはそのままですね。
ケンカに発展していないとしても、どちらかが一方的に我慢している状況と言うのはあまりよくない気がします。
しかし、それで成り立っているパートナーシップは以外と多いのでは?と思います。

攻撃的なコミュニケーションとは、練習場等で「私が!!私が!!」「あなたが!!あなたが!!」と言い争いをしている人達ですね。
自分が話している内容の主語が1つしかないのが特徴。

アサーティフなコミュニケーションは簡単に言うと、自分の言いたいことは言うけど、相手を傷つけたり攻撃したりしないコミュニケーション方法です。
「そうは思っていてもケンカになっちゃうよ!」って方はポイントと具体的な会話例を次の章で解説します。

ポイントは1つだけ!

会話を「○○○なら、私は嬉しい」または「○○○なら、私は悲しい」の形に直す!です。

  1. 「あんたのせいでできない!」 → 「あなたがしてくれると、私は嬉しい」
  2. 「私の言うことを聞け!」 → 「あなたが私の話を聞いてくれたら、私は嬉しい」
  3. 心の声(めっちゃ傷つくこと言われた!) → 「そういう風に言われると、私は悲しい」
  4. 心の声(私の話を聞いてくれない) → 「あなたが私の話を聞いてくれなくて、私は悲しい」「あなたが私の話を聞いてくれたら、私は嬉しい」

できれば、ポジティブな「私は嬉しい」の形に出来るといいと思います。
そして、相手が自分の言ったことを聞き入れてくれた時は「ありがとう」の言葉をちゃんと伝えましょう。
慣れれば「嬉しい」「悲しい」以外にも自分の感情を表す表現をしてみましょう。

おわりに

今回はアサーションの簡単な方法を紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
言いたいことはハッキリ伝える。そこへ自分の感情も一緒に伝えてあげると相手に伝わりやすくなります。
お互いに意識して使っていけば、より効果があるかもしれません。
社交ダンスの練習以外でも使えるテクニックですので、せっかくならダンスの練習と一緒にコミュニケーションの練習も兼ねてみては?