こんにちは、Juni(ゆに)です。
社交ダンスに限らず、世の中にはハイヒールを素敵に履きこなしたい女性(今の時代は男性も?)は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
3cmやなんとか5cmヒールならまだしも、社交ダンスでは定番の7cmやもっと高い9cmは無理~って人は多いはず。
特にハイヒールを履きなれていない人にはいきなり7cmって怖いですよね。
ハイヒールを履くうえで一番最初に陥りやすいポイントが、ボール(指の付け根)部分が痛くなる事!
特に母指球!!
ある程度の慣れは必要ですが、長時間履いていたら立っていられなくなるほど痛くなる方もいらっしゃるのでは?
そのまま履き続けると、外反母趾などの足のトラブルの元です。
ではどうしたら母指球が痛くならずに、ハイヒールを履きこなすことが出来るのか。
今回はそんなお悩みを持つ方への救世主となるかもしれないアイテムもご紹介したいと思います。
なぜハイヒールを履きこなしにくいのか?
ハイヒールというその名の通り、踵が高い靴を履く場合に起こりやすいのが体重の前ズレです。
スニーカーなどの平らな靴を履いているときは足裏全体に体重が乗っているので、ピンポイントに体重がかかって痛くなるということは起こりにくいです。
ハイヒールの場合、踵側が高いわけですから慣れていないと、つま先側へ体重がかかりやすくなります。
これが母指球ピンポイントに体重をかけてしまい、痛みにつながります。
社交ダンスをしていると、このつま先側への重量負荷がかなりかかります。
トー(つま先)で立つことも多い種目は特に負荷がかかりやすく、痛くなりやすいですよね。
Juniも大学で社交ダンス部に入った当初、かなり苦労しました。
とにかく母指球のあたりが痛い!!
先輩に聞いても「最初はそんなもんだよ!」といわれるだけで、慣れの問題かな?と思っていました。
若くて筋力もあったので外反母趾のようなトラブルになることはなかったのですが、そのままずっと続けていれば、ゆくゆくは危なかったのではと思います。
このハイヒールを履くことによって起こる体重の前ズレは歩き方にも影響してきます。
街中で細くて高いピンヒールを履いた人を見かけて、歩き方がカッコいい!!と思った人はいますか?
おそらく、「なんか歩き方変?」という人が多いのではないでしょうか?
中には颯爽と歩いていくカッコいい方もいますが。
あの変な歩き方というのも体重の前ズレが起こしているんです。
ハイヒールを履きこなすポイント
ハイヒールを履くことによって起こる体重の前ズレの原因は大きく二つあります。
まずは、靴のサイズが合っていない事。
これは2つ目の原因改善のためにも重要です。
足の指にある程度自由があり、大きすぎず、小さすぎず、適切な靴を履く。
ハイヒールではなかなか条件にあう靴は多くないと思いますが、やはり足の健康を守るためにも自分の足に合ったものを履く様、心掛けた方がいいでしょう。
2つ目の原因。。。
前ズレが起こった状態とはつま先側にだけ体重が偏った状態です。
つまり、足の上にちゃんと乗れてない状態なんです。
どういう事?
平たい靴では問題なくても、実はしっかり足全体に体重を乗せられていないことが前ズレをおこす2つ目の原因なのです。
この状態になる人の多くは踵を使えていない状態にある場合が多いように思います。
ずばり!!
ハイヒールを履きこなすポイントはヒールをしっかり使うということです。
これができるようになると、平たい靴でももっと歩きやすくなりますよ!
救世主になるか!?お助けアイテム
上記のポイントを理解することで改善できる人もいると思いますが、「ヒール(踵)を使う」という感覚がない人にとっては「何それおいしいの?」状態ですよね。
Juni自身、この感覚を理解するまでかなり時間がかかりました。
ダンスのレッスンでも色んな注意を受け、取り組みましたが、なかなか難しい。
そんな中、出会ったのがこちらのアイテムでした。
これ、以前ご紹介したARUCUTOさんというメーカーの一本歯下駄。
もともと、「ハイヒールを履きこなすため」というわけではなく、、この後ろ一本歯下駄MUSASHIはホームページの謳い文句につられて買っちゃったんですよね。
サッカー選手でいうとメッシ選手の動き方の感覚に近づくことができるアイテムが後歯一本歯下駄MUSASHIです。
身体、重力の慣性の使い方を身につけることができ、メッシ選手のような静止からの一瞬の動きを修得するのに適した一本歯下駄となっています。(メッシ選手の一瞬の動きは陸上のボルト選手の一瞬よりも速いといわれていますがその意味が後歯一本歯下駄MUSASHIを履くとわかります)ARUCUTOホームページから引用
結構お値段はするんですが、これ、買って本当に良かった商品です。
これを履いてフツーに歩いただけで、
「私は今まで踵を使って歩いていなかった!!」
と気づく衝撃体験をしました。
※Juni個人の感想です。
なんや!?
この踵から体重を送り出す感覚?
地面とは踵の延長にある下駄の歯の狭い幅しか接していないので、その狭い幅を駆使して歩くしかない。むしろ体重移動をちゃんとしないと歩けない。
不思議なのは踵の上で踏ん張ってもうまく立てないこと。
足全体でバランスを取らないと立てない!!
※Juni個人の感想です。
これそのまんまハイヒール履いた時に流用したらすごいことなるんちゃうか!!!
当たりでした。
今まで苦手だったヒールターン(踵での回転)がやりやすい!!
そう、ヒール使えてないのにヒールでターンなんかできるわけがないんです。
今まで踵の存在が希薄だったJuniにとってMUSASHIを使ったときの踵体験は衝撃でした。
大事なのは踵に乗ることではなく、使う事。
" Don't think, feel. "を感じる体験でした。
※何度も言いますが、Juni個人の使用感と感想です。
おわりに
もともと外反母趾などの足のトラブルがある方は無理にハイヒールを履かない方がいいと思います。
またそういう方に後ろ一本歯下駄MUSAHIが有効かは判断しかねるので自己責任でお願いします。
JuniはMUSASHIを履き始めてから9cmのヒールも履けるようになりました。
長時間履いていると疲れはしますが、昔みたいに母指球が痛くなることはありません。
苦手意識があったハイヒールで歩くことも、7cmの社交ダンス用シューズなら長時間の練習でも平気になってきました。
もし、どうにも打開策がない!という場合はぜひMUSASHIを試してみてはいかがでしょうか。