こんにちは、Juni(ゆに)です。
「音外れてる」
社交ダンスや競技ダンスにおいて言われた経験のある人は多いのではないでしょうか?
歌が得意。習っている。
楽器が弾ける。
音楽を聴くのが好き。
上記のような人は比較的、音楽のリズムをとれる人が多いような気がします。
しかし!!Juniは小学生の頃ピアノを習っていましたが、リズム感はほぼ皆無。
大学に入って社交ダンスを始めるものの、曲のリズムが取れなくシャドコンでめちゃくちゃ苦労しました。(シャドコンとはシャドーコンペの略。部活内でカップルを組む前に一人で踊る部内戦がありました)
男性でも女性でも自分で音楽のリズムがとれるというのは大切です。
今回は私のリズム克服法、多分これで大体の人はリズムとれる様になるんじゃない!?って方法をご紹介します。
入門編 リズムって何ぞや?
時間軸の中に人間に知覚されるような2つの点を近接して置くと、2点間の時間に長さを感じるようになるが、その「長さ」をいくつか順次並べたものをリズムという。(Wikipediaより引用)
と、ウィキペディア先生は申しております!
うーん、わからん!
もうちょっと簡単に言うと、
「音の流れの中で、強弱の一定の規則正しい繰り返しの事」
という事なのですが、体感したほうが手っ取り早いです。
「カエルの歌」は歌えますか?
ってやつですね。
「カエルの歌」に合わせて手拍子を打ってみてください。歌詞の伸ばす部分「ー」の所も手を叩いてください。
♪ かえるのうたがー きこえてくるよー
手拍子 〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇
全部で16回、手を打ちましたよね?
手を打つ速さは早くなったり、遅くなったりしていないでしょうか?
規則正しく手を打てていればGOOD!
この規則正しい音楽的な時間の事をリズムと言います。
(※この辺のリズムの解釈はJuni個人的に思っていることです)
まずはこの「カエルの歌」にあわせて手拍子が打てることが第一歩となります。
歌はカエルの歌でなくてもOKです。童謡が歌いやすくていいのではないでしょうか。
歌いながら手拍子が規則正しく打てるように練習しましょう。
え?簡単すぎ?
初級編 好きな音楽で手拍子してみよう
入門編は自分で歌う歌に合わせて手を叩きました。
自分で歌う歌は好きにテンポ(歌う速さ)を決められますが、これができるようになったら、お手持ちのCDや好きな曲に合わせて手拍子をしましょう。
気分はカラオケで合いの手を入れる感じで!
CDや音源を持ってない人はとりあえずYouTubeで探しましょう(笑)
一般的な曲の中にはテンポが一定でなかったり、変則的なリズムのものもありますので、分かるところだけでいいです。
できれば自分が歌える曲(鼻歌でもOK)が良いと思います。リズムが分からなくなったら歌いましょう。
とにかくいろんな曲を聴いて、手拍子を打ってみましょう。
社交ダンスの曲を使ってもOKです。
聞いたことがある曲や好きな種目の曲を聴いて、手拍子してみてください。
まだ踊りません。
中級編 手拍子のバリエーション
中級編もご自身のお好きな曲を使って手拍子を叩くのですが、手拍子のバリエーションを増やします。
いきなり好きな曲でやるのが難しければ、「カエルの歌」でやってみましょう。
①二回に一回だけ手を叩く
「カエルの歌」でやると、
♪ かえるのうたがー きこえてくるよー
手拍子 〇ー〇ー〇ー〇ー 〇ー〇ー〇ー〇ー ※「ー」は叩かない部分です。
入門編で16回手を打っていたのを、8回にします。
②二倍手を叩く
♪ かえるのうたがー きこえてくるよー
手拍子 ●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●
一文字歌っている間に二回手を叩いてください。手拍子は全部で32回になります。
なるべく歌う速度は変えず、手拍子を早くしてください。難しい場合はゆっくり歌うところからしてみてください。
③混ぜて手を打つ
♪ かえるのうたがー きこえてくるよー
手拍子① 〇ー〇〇〇ー〇〇 〇ー〇〇〇ー〇〇
手拍子② 〇●●〇●●〇●●〇●● 〇●●〇●●〇●●〇●●
とりあえず上記2パターンができるようになればGOODです。
慣れてきたら自分でも色々考えてみてはいかがでしょうか?
上級編 いざ自分のルーティンで手拍子
と、その前に!!
紙に自分のルーティンのカウントを書き出してみましょう。
めんどくさ!!
っと思うかもしれませんが、可視化した方が難易度は低くなります。
自身のある人は飛ばしてください。
まだまだ踊りません(笑)
ワルツの例
カウント 123 12&3 1&2&3
手拍子 〇〇〇 〇●●〇 ●●●●〇
タンゴの例
カウント SS QQ SQQS QQ&QQ&
手拍子 〇ー〇ー 〇〇 〇ー〇〇〇ー 〇●●〇●●
チャチャチャの例
カウント 234&1 2&34&1
手拍子 〇〇●●〇 ●●〇●●〇
分からなくなったら
必ず全てが当てはまるわけではありませんが、以下を参考にしてください。
実際に社交ダンス用の音楽でも手拍子をしてみましょう。
ここまでくれば、耳が音楽に慣れて手拍子を打つのも苦ではなくなっているはず(多分)。
準備はできました 後は踊って練習しましょう
いやー、ここまで来てやっと踊って練習です(笑)
慣れるまでは手拍子をしながら踊ったほうが、ちゃんと音楽に合っているか確認できます。
手拍子が音楽に合っているか、手拍子と身体や足の動きが合っているか確認しながら練習しましょう。
おわりに
今回ここに書いたことはJuniが実際にやったリズム克服方法です。
ルーティンを踊っていて、リズムが怪しい部分や曖昧なところは今でもこの方法を使って練習します。
手拍子して練習していると「あれ~?この部分、意外とリズムが明確じゃないな」とか「やっている間にリズムがなぁなぁになってる」って事が分かってきます。
ただ、今回はあくまでもリズムの克服方法です。
カウントが分からない!はまたちょっと別問題なので、カウント克服方法もいずれ書けたらと思います。