こんにちは、Juni(ゆに)です。
皆さん、競技会でのマナーについて知っていることがあったり、考えたりしたことは有りますか?
社交ダンスの競技会で使われる会場は公共の施設が多いと思います。
はっきりと何かに書いてあるわけではないけれど、競技会に参加するうえで心にとめておきたいマナーについて今回は書いてみたいと思います。
マナーはルールではない
始めにお断りしておきたいのですが、ここに書いていることはあくまでもJuniが長年競技会に出てきた経験から最低限気を付けておきたいと思うことを書いています。
競技会や会場によって当てはまったり、そうでない場合もあります。
また、マナーというのはルールではありません。
絶対に守らないといけないわけでもなければ、他の誰かに強制するものではありません。
みんなが気持ちよく競技会に参加し、会場を使うために覚えておいた方がいいと思ったことを書きますので、ぜひこれを読んだ皆さんも自身のマナーについて考えてみてくださいね。
覚えておきたいマナー5選
①あいさつをしよう
会場では色んな人がいます。
出場者、観客、大会運営の人や先生。全ての人にあいさつをするのは大変ですし、無理です。
競技会の常連さんであれば顔見知りの人も多くなるので、自然とあいさつも増えると思いますが、初めて競技会に参加する人や慣れていない人はぜひあいさつを心掛けてみてください。
「誰彼構わずあいさつするのはちょっと」という方はエントリー受付や控室の自分の周りにいる人に一言あいさつするところから始めてみてはいかがでしょうか?
ここで気を付けておきたい事が一点!
ジャッジ(審査員)の先生へのあいさつにはちょっと注意が必要です。
これは大会運営の先生から聞いた話なのですが、ジャッジの先生は不必要に人と話してはいけないらしいのです。
当日のパンフレットを見てみないと誰がジャッジなのか知ることはできませんし、うっかりジャッジだと知らずに話しかけてしまうこともあるかもしれません。
会場内でのあいさつは簡潔に済ませ、もし何かあれば受付にいる人に聞くようにしましょう。
②洗面所でのメイク落としや洗髪はしない
競技会が終わった後、メイク落としや洗髪を会場の洗面所や水場でしている方が時々います。
競技会用の濃いメイクやガチガチの頭を早くスッキリさせたい気持ちはわかりますが、これらはNGです。
洗面所でのメイク落としや洗髪は洗面所を汚すだけでなく、混雑の原因にもなる場合があります。
キレイに会場を使うためにも、会場でのメイク落としはふき取りタイプのメイク落としシートを使う。洗髪は会場外の銭湯や自宅でしましょう。
③会場のコンセントや備品を使わない
これも会場でしている方を見かけるのですが、会場のコンセントを使ってのドライヤー使用や、会場の設備や備品にドレスや燕尾服をかけるといった行為は避けましょう。
会場のコンセントを使うことは最悪の場合、窃盗罪になる可能性があります。
設備や備品の無断使用はトラブルの元にもなります。
ヘアセットは自宅でなるべく崩れないようにしっかりセットして会場入りしましょう。
思わぬアクシデントでヘアセットが崩れてしまった場合は速乾性のハードタイプヘアスプレーを用意しておくと安心かもしれません。
ドレスや燕尾服は施設の物にかけるのではなく、どうしても必要な場合はハンガースタンドなどをご自身で用意しましょう。
④破損トラブルは必ず競技会の運営者へ
施設の設備や備品を壊してしまった!などという場合は必ず競技会の運営者へ届け出ましょう。
後々になってトラブルが発覚したら、最悪の場合、同じ競技会の運営者による会場の使用ができなくなる可能性があります。
これは競技会を運営しているある人から聞いた話ですが、使用会場の駐車場近くにあるオブジェを誰かが壊して放置し、後日それがわかって運営団体に修繕費の請求がきて、今後の会場使用不可となってしまった事があった、と。
⑤忘れ物をしない、ごみは持ち帰る
当たり前!と思われるかもしれませんが、要するに「立つ鳥跡を濁さず」という言葉通り、帰るときは自分たちが使った場所に何も残さないようにしましょう。
私たちが気持ちよく競技会に参加できるのは運営している人や施設の管理をしている人がいるからです。
最低限の感謝の気持ちを忘れずに。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は破損トラブルの例を出しましたが、破損トラブル以外にも施設を競技会のために借りれなくなるというトラブルは他にもあります。
競技会の運営者から施設使用の注意事項などがシラバスに記載されている場合がありますので、シラバスはしっかり読んで会場を使いましょう。
一般常識的に考えて、意外と普通のことばかりではあると思うのですが、競技会にはたくさんの人が関わって成り立っています。
参加者だけでなく、競技会を運営してくれている人や、施設の運営管理をしている人、みんなが気持ちよく使っていけるように、ぜひ一度、考えていただきたいです。